命の重みを知る相談員として
武蔵野会8年目(令和8年取材時)
過去の経験を、今につなげる
入職後は、生活介護やグループホームなど、現場の支援職として働いていました。施設が基幹相談支援を本格的に開始するタイミングで、相談職へのジョブチェンジを打診されました。相談員としては6年目になりますね。関係機関や信頼関係を築いてチームや地域として支援をするので、施設の中だけではなく外にも仲間がいる心強さを感じています。
相談職として働くなかで、現場の経験があってこその今だなと感じることは多いですね。相談職は直接的な支援はありませんが、支援職は直接肌に触れて人の命や尊厳を扱います。命を預かる重みを知っている、だからこそ現場に寄り添いたい。その思いが他機関の第一線で働く方にも伝わって、信頼関係につながっているのかもしれませんね。

話を重ね続ける
基幹相談では、制度や法律の狭間にいる方の支援を行うことがあります。ご本人には、ご自身が望む暮らしがある。ただ、そこに対応できる制度や法律がなかったり、うまく活用できないことがあったりする。そうすると、ご本人や関係機関との対話や調整を重ねながら、さまざまなネットワークや現行の制度を活用することが必要となってきます。
ご本人からお話を伺うなかでの難しさもあります。発達障害や精神障害などの特性、生育歴などから、ご自身の気持ちを伝えることが苦手な方もいます。ご本人を理解したいという思いを持ちながら関わる、それは現場で培われた法人理念「自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ」の理解や、表面上の関わりではわからない一人ひとりの素敵な部分を見つけていく楽しさを知っていることが活きているのかもしれません。

ともに支え、ともに歩む
人と関わることが好き、効率よく成長したい、という方には武蔵野会が合っていると思いますよ。入職を決めるきっかけとなった社会福祉実習では、個性があるひとりとして焦点を置きながら支援をしている職員の姿が印象的でした。入職後は、武蔵野会には幅広い分野の専門家がいるのが良いなと感じています。法人内のつながり、そして相談支援や研修などを通じた他法人とのつながり、両側面で学びの機会があるのは良いですよね。
なにより、福祉ってチーム支援なんです。社会福祉の専門技術より、まずは日頃のコミュニケーションや観察力が大切だと感じています。一人ひとりを大切にして助け合うこと、支援員も相談員もその繰り返しが必要だと思います。これからも法人内外でいろんな人に出会い、ともに支援をしながら成長し合える仲間を増やしていきたいですね。

