仕事がうまくいかないとき、こんなことを考える。
目の前の相手は、なにを「ここちよい」と感じるのだろう、と。
言葉から、身ぶり手ぶりから、表情から、それを感じ取ろうとする。
試行錯誤が始まり、自分の接し方が少しずつ変わることで
相手も変化し、関わりが、ここちよいものになる。
日々の支援だけじゃない。面接や採用もそうだ。
私たちのことを知ってもらいたいと思う、
けれど、まずは「あなたのことを知りたい」という思いから、
ここちよい働き方、ここちよい職場、
ここちよい関わりを考える時間がはじまる。
2023年に「仲間さがし」を掲げてから、
皆さんと会う時間、語り合う時間が増えました。
対話は、お互いを理解することにつながり、
意識のズレやミスマッチが減りました。
気づくと、本当に仲間が増えていました。
皆さんとの対話が、私たち法人のあり方をも変えていたのです。
人は、他者と語り合い、共に時間を過ごすことで自分を知る。
そして、自分を知ることは、行動の変化を促し、
それが相手にも影響を与え、ここちよさの源泉となる。
私たち武蔵野会は、そう信じるからこそ、
今年も、「採用活動」ではなく、等身大の「仲間さがし」を続けます。
仲間さがしを通じて、「ここちよい関わり」を、
そして「ここちよい福祉」や「ここちよい社会」を、
私たちといっしょに、探しに出かけませんか?
目の前に苦しんでいる人がいるのに、見て見ぬふりはできない。初代理事長の保田義男が、戦後の飢えや貧困に苦しむ子どもたちのため、自給自足の生活を送ることができるようにと、八丈島に「武蔵農園・武蔵寮」を開設したのが武蔵野会の事業の始まりです。人間が本来持っている、他者の悲しみや苦しみに寄り添おうとする「隣人愛」を原動力に、目の前にいる人がなにを求めているのかを考え、その人と共にできることを実行していく。それが私たちの目指す福祉です。
制度やサービスとしての「福祉」を、だれにとっても関係のある「ふくし」へとひらいていきたい。そんな思いから、私たちは地域での活動を長年行ってきました。生きにくさを抱えた人たちのための居場所づくり、コミュニティ食堂の運営やHIV療養者の福祉施設受入支援、「ふくしデザインゼミ」など学びの場づくりを行ってきたのは、制度に縛られることなく、あなたが、そしてだれもが自分らしく生きられる地域社会をつくりたいと考えているからです。
法人名称 | 社会福祉法人武蔵野会 |
設立 | 昭和38年6月29日 (認可 / 昭和38年6月22日 厚生省収児第208号) |
本部所在地 | 〒192-0083 東京都八王子市旭町12-4 日本生命八王子ビル2階201 |
TEL / FAX | TEL 042-631-6341 / FAX 042-631-6342 |
代表者 | 理事長 高橋 信夫 |
職員総数 | 令和3年4月1日現在 1068人 〔正職員659人、契約職員409人〕 |
組織 | 東京都八王子市・世田谷区・練馬区・文京区・葛飾区・千代田区・小平市・大島町・静岡県御殿場市に26 施設(併設事業所は含まず) |