2023.8.14
武蔵野会日記
伊豆大島ツアー&ワークショップ参加者の声:私が「半福半X」にたどり着くまで
こんにちは!武蔵野会です。新着情報でお知らせしています通り、9月10日(日)に「半福半Xな暮らし・働きかたを考える 公開プレゼンテーション&トークセッション」が開催されます。それに先立ち、伊豆大島ツアー&ワークショップの参加者の声をご紹介します。「わたしの半福半X」についてお話しするのはどんな人たちなのかを知るきっかけになれば嬉しいです。
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こんにちは。伊豆大島のツアー&ワークショップに参加した大川と申します。
私がなぜ・どんな思いでツアーに参加したかを書かせていただきます。
私は認知症の祖母と一緒に暮らした経験から福祉に関心を持った一方で、自然派・エコといったキーワードを気に掛けている母の影響で環境問題にも目を向けてきました。学問的には別々に考えられ、かつ相反する部分もある2つの分野ですが、大学3年生の時に『環境と福祉の統合』という本に出会い、その頃からどうにか架け橋になるようなことはできないかと、漠然と考えるようになりました。その実現を試みて、大学院ではサステイナビリティ学という専攻に進み、博士課程まで行くことも検討しました。ところが、研究を進める中で、最終的にはどちらかを軸にまとめないといけないという学問の難しさに直面し、岐路に立たされることに。このまま1つの分野だけを選んで深めていく道でいいのだろうか。何度も自分に問いかけても出てくる答えは、色々な世界を見ながら「環境✕福祉」を実現させたいという揺るぎない思いでした。
なので、思い切って一度学問の世界を離れ、既存の枠にハマらずに自分の道を模索することに決めました。その道中で巡り会ったのが株式会社シゴトヒト主催の「かこむ仕事百貨」というイベントであり、そこで武蔵野会、Work in Local ✕ Socialに出会いました。半分は福祉に関わり、半分は他の事、というのが、私がやりたかったことに通じるのでは?と思い、直感を信じて飛び込み、現在に至ります。
9月10日のイベントでは、「わたしの半福半X」について発表します。
つい最近ツアー参加者同士でそれぞれのプランに対するフィードバックを出し合う時間があって、自分がどんな背景でこのプランを作ったのかがもっと分かると良いかも、という意見をもらいました。そこで改めて伊豆大島のツアーを振り返ると、「半福半X」の実現に向けて、単に興味がある物事だけでなく、私という人間を活かすヒントを得ることができたように思います。今考えているプランは他の人でも出来るかもしれませんが、そこにどんな思いを乗せるかは、きっと私にしか出せない色。そこをもう少し掘り下げて、当日発表できればと思います。
“Work in Local ✕ Social” はまだ始まったばかり。
様々な背景を持った、多様な方々と一緒に作り上げていきたいので、ぜひイベントにお越しください(^^)
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▽イベント詳細とお申し込みはこちらから
https://wls-2023-summer-0910.peatix.com/
▽伊豆大島ツアーの詳しい様子は以下の記事にまとめられていますので、ぜひご覧ください!
https://note.com/wilocalsocial/n/n4275cc6e7004